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- 2025年10月20日
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村田ツール 村田ツール>ディスク高さ自動調節 バリ取り機New
村田ツールはバリ取り用のディスクの高さ調整を自動化した板金用ディスク式バリ取り機「DB1000F」を発売しました。
手動でディスクの高さを調節していた従来機に比べ、測定から高さ調節までの時間を10分の1程度に短縮でき、生産性や正確性の向上が見込めます。
従来機と同様に前方と後方に2個ずつバリ取り用のディスクを装備。ドロスやスパッタ、バリの除去、面取り加工を1台で行えます。
- 2025年10月20日
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- 2025年10月10日
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フローズンジャパン フローズンジャパン>高速・高品質造形 熱溶解積層3Dプリンター
フローズンジャパンは熱溶解積層(FDM)方式の3次元(3D)プリンター「ARCO FDM 3Dプリンター」を発売しました。
FDM方式の採用は同社初となります。
ヘッドの最大加速度は4万ミリメートル毎秒毎秒で、最大スピードは毎秒1000ミリメートルと高速かつ高品質な造形が可能。
強化アルミニウム製の4本の支柱と4層構造の加熱ビルドプレート、金属製フライング・ガントリーによる構造を採用。
- 2025年10月10日
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- 2025年9月16日
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ジェービーエムエンジニアリングは、世界で広く使われている米CNCソフトウエアの3次元(3D)CAD/CAM(コンピューター利用設計・製造)ソフトウエア「マスターキャム」で行っていたCAMプログラム作業の約80%を、AI(人工知能)の活用により数分で完了できるソフトの販売を開始。同ソフトを使うことで、加工開始までの手間や時間を省き、現場での生産性の大幅な向上が期待できます。
発売するソフトは英クラウドNCの「CAMアシスト・フォー・マスターキャム」の日本語版で価格は、1ユーザーが使えるベーシックプランで初年度が年間130万円(消費税抜き)、2年目以降が同100万円(同)。
マスターキャムでCADファイルを開いて材料や製品、治具の形状を設定し、工具ライブラリーや加工モードを選ぶと、AIが工程や加工条件など約80%を自動で作成。必要に応じて微調整できます。
従来、こうした作業はユーザーが単純な繰り返し作業を行い、手間と時間がかかっていましたが、加工するものの形状にもよるが、発売するソフトを使うことで、加工開始までにかかる時間が従来に比べ80%程度短縮が可能。
- 2025年9月16日
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- 2025年9月9日
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テラルは、工作機械の切削液(クーラント)向けポンプを発売しました。切削室で加工対象物(ワーク)や工具に切削液をかける際など、一般的な用途に使う中圧型の主力機種。
発売しました「LBMシリーズ」は、メカニカルシールを使わずメンテナンス性を高めた独自のノンシール構造採用の新機種で、従来の「LBKシリーズ」に比べ、ケーシングの溶接強度を高めたことなどで耐久性を向上。1時間当たりに可能な起動・停止回数は120回と従来の2倍に増え、より細やかな制御に対応しました。
吸入可能な最低液面深さは29ミリメートルと従来機より11ミリメートル低い液面でも使え、クーラントの有効利用につながります。省エネ性も高め、以前の同等機種に比べ約11%の省エネとなります。
第1弾として羽根車の枚数が3―6枚、出力最大0・55キロ―1・1キロワットまでの4型式を発売。今後さらに約60型式をラインアップに追加予定です。
- 2025年9月9日
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- 2025年8月25日
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ニデックマシンツールは、複合加工機「マルチタスクギヤセンタ MGC300」を発売しました。
ニデックオーケーケーの立形5軸制御マシニングセンター(MC)に、自社の歯車加工機能を追加しました。
3軸、5軸のMC加工に加え、ホブやスカイビング、バリ取り、面取りの歯車加工を1台で行え、工程間の段取りを減らし、省人化に貢献します。
ニデックマシンツールはこれまで量産用の歯車加工専用機を手がけてきましたが、新機種は多品種少量生産が多い部品加工メーカー向けに提案。歯車加工メーカーに対しても、MC加工で加工の幅が広げられる点を訴求します。
X軸、Y軸、Z軸の早送り速度は毎分63メートル。歯車加工に適したテーブルも開発することで、高速・高精度な歯車加工を可能にしました。
ニデックオーケーケーの強みである高剛性の門型構造MCをベース機とすることで、省スペース化を実現しました。
- 2025年8月25日
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- 2025年7月25日
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京セラは鋳鉄旋削用インサート(刃先交換チップ)の新材種を発売。
鋼旋削用材種向けで確立したコーティング技術などを基に、新開発の鋳鉄向け母材・コーティング技術を採用。
鋳鉄は高硬度で黒皮(酸化皮膜)や断続部の加工が多く、インサートの欠損や摩耗の早さが課題となっている中、すくい面と逃げ面とでコーティング膜を最適化し、鋳鉄旋削時の耐摩耗性と耐欠損性を両立しました。
新材種は、連続加工に向く「CA410K」、断続加工に向く「CA415K」のそれぞれで157型番を用意。
被削材の切りくずを送り出す黒色の「すくい面」は、コーティング膜の剥離を抑えることを重視し、独自の表面処理技術でチッピングを抑制します。加工対象物(ワーク)と接する「逃げ面」は金色の膜の硬度を高め、耐摩耗性を向上しました。
すくい面、逃げ面ともに柱状炭窒化チタン(TiCN)膜とアルミナ膜の中間層の粒子を微細化し、両膜の密着力を向上。摩耗や膜剥離の抑制と安定加工につなげます。
新開発の超硬母材は表面のコーティング面側の靭性を高め、母材のクラックの進展を小さくし、母材ごとコーティング膜が剥離するのを防ぎます。
- 2025年7月25日