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- 2024年7月11日
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七宝金型工業 -七宝金型工業-大物加工、簡単に水平出し 七宝金型が新治具New
七宝金型工業は、大型の加工対象物(ワーク)を加工機などに設置する際に、水平になるように調整する作業を簡易化する「EASYG(イージグ)」を開発しました。
六角レンチで簡単に0・01ミリメートルの精度の高さ調整が可能で、自動車部品など向けの金型を製造する自社の工場で使用したところ、段取り工数を約90%低減できました。
マシニングセンター(MC)などの加工機や3次元(3D)測定機でのワークの水平出しに使用し、レンチを回転させるとイージグの上面が膨らみ、高さ調節ができます。
ワークのわずかな傾きが製品の精度に影響するため、段取り作業は重要。従来は精度が出るまでリフトやクレーンで何度も持ち上げ、シム(薄板)をワークとスペーサーの間に挟んで微調整するなど多くの工数がかかっていました。
イージグを使用すると、一度リフトなどでワークを設置すれば、簡単な操作で高さを変えられ、工数がかからず、重量物を扱う危険作業も低減できます。七宝金型工業の工場では月平均で約45時間の段取り時間を削減し、またクレーンやリフトの占有時間も半減できました。
- 2024年7月11日
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- 2024年7月10日
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板金加工工場は一般的に生産管理を担う事務所、加工プログラムを作成するプログラム室、加工を担う現場に分かれる。アマダはこの三つの作業場をDXで連携するソリューションとして、現場と事務所を支援するソフト「LIVLOTS(リブロッツ)」を開発した。
事務所では受注に対して製造番号を割り振り、納期や個数などの製造手配を現場にかけ、加工プログラムの作成をプログラム室に指示する。こうした情報はこれまで作業指示書や図面など紙で管理することが多かったが、リブロッツで情報を共有しやすくした。
また生産管理システム、コンピューター利用設計・製造(CAD/CAM)ソフト、加工機を手がける同社の強みを活用。加工機の稼働データをひも付けるなどして製造番号ごとに作業の進捗も管理できるようにした。山内和幸常務執行役員は「これまで人によって管理していた情報や作業場の工程の進み具合を可視化し、工場全体で共有できるようにすることで、受注から出荷までの効率化などを支援できる」と自信を示す。
商工中金の1月の中小企業設備投資動向調査によると、2024年度の当初計画で設備投資を見込まない企業のうち、必要な人材を確保できないためとした割合が8・9%に達した。日本工作機械工業会の柚原一夫専務理事は「従来は企業収益の悪化などが設備投資を控える主な理由だったが、人材確保が主要項目に上がってきている」と警戒する。人手不足が成長を阻害する一因となりつつあり、DXによる生産性向上の重要性が高まっている。
- 2024年7月10日
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- 2024年7月9日
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アイダエイジ ーアイダエイジー金型寿命予測、メンテ最適化New
プレス加工ではアイダエンジニアリングがDX支援システム「AIDAデータアナリティクスシステムAiCARE」を開発した。同社製プレス機の荷重などの稼働データを独自の手法で分析し、金型の状態を常に監視するアプリケーションを搭載。これまで累計のプレス回数や加工後の加工対象物(ワーク)の状態などから判断していた金型寿命の予測に活用できる。同じ金型でも使い方で状態が変わるため、メンテナンス時期の最適化を支援し、加工品質の安定や保守費用削減に貢献する。
また米オープンAIの対話型AI「チャットGPT」を活用し、プレス機の加工方法などをアイダエンジが蓄積した技術的な知見も含め回答する機能も確立した。
アイダエンジはこのDX支援システムを高速プレス機「MSP」などに標準装備して受注を始めた。通信機器などを事前に搭載し、サブスクリプション(定額制)サービスで提供する。橋向喜春上席執行役員は「当社のノウハウやAIでデータを分析することで、ビジネスの意思決定に使える情報を提供したい」と語る。
- 2024年7月9日
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- 2024年7月8日
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「機械学習で工作機械の不具合の予兆を検知するサービスを始めた」。DMG森精機子会社でソフトウエア販売などを手がけるテクニウムのブルーメンシュテンゲル健太郎社長は、DXによる稼働停止時間(ダウンタイム)の削減に力を入れる。
DMG森精機の別の子会社のWALC(東京都渋谷区)が開発したサービスで、モーターの電流値などを人工知能(AI)で学習し、主軸や送り軸の摩耗による不具合の予兆を検知する。DMG森精機製の複合加工機では、同サービスで計画的に軸を保全し、ダウンタイムを従来比5分の1となる1日に減らした。
またボールネジでは、構成部品のベアリング(軸受)の負荷をAIで監視して不具合を早期に検出することで、部品の交換コストを削減した。これまで軸受の異常に気がつかずボールネジそのものが故障してから交換するケースがあった。ブルーメンシュテンゲル社長は「一つの部品の不具合の予兆を検知できれば、他の部品への影響を最小限に押さえ込める」と強調する。
DMG森精機はDXで工程集約や自動化を進め、グリーン・トランスフォーメーション(GX)を実現する「マシニング・トランスフォーメーション(MX)」の提案に力を入れる。WALCのサービスはDMG森精機の工作機械に関連キットを取り付けるだけで、専用のクラウド環境を通じて簡単に利用できる。ブルーメンシュテンゲル社長はDXで工程集約や自動化を進めた加工工程のダウンタイム削減を支援し、「顧客の機械の稼働率や生産性向上に貢献したい」と意気込む。
- 2024年7月8日
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- 2024年6月20日
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ガリュー ガリュー>低圧・高耐久のエアブローノズル
ガリューは、生産ラインに対応するエアブローノズル「ラインブラスター」シリーズを刷新して発売しました。
チューブの素材を見直し、低圧でも回転しやすくし耐久性も高め、除塵や水切り、乾燥などの用途を想定。
低圧・標準タイプで可動範囲ごとに3種類のノズルをご用意。
使用圧力は低圧タイプが0・25メガ―0・4メガパスカル
- 2024年6月20日
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- 2024年6月14日
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京セラは高能率、安定加工を実現した自動盤用突っ切り工具「KGZ」を開発しました。
ホルダーに採用した独自機構により、インサートを強力に固定してびびりを抑制するほか、加工時に発生するインサートからの応力を分散し耐久性を高めました。ステンレスや鋳鉄、合金鋼、アルミニウム合金といった幅広い材料の小物部品加工に対応。
新開発のKGZはホルダーを計112型番、インサートを計129型番それぞれご用意。
ホルダーに三つの独自機構を採用し、左右に抜ける斜めのスリットを設け、構造上難しいとされてきたインサートを真上方向から適切な圧力で固定することに成功。
インサートを挟み込むホルダーのクランプ上部は、内側に引き込む形状にデザインしてインサートのズレを抑制し、加工時にインサートから負荷や衝撃を受けるホルダーのストッパー部は、鈍角形状に設計して応力を分散し、同部の摩滅量を他社製品比3分の1以下に低減。
インサートは、上面に設けられたV字の溝の角度と形状を両端部と中央部で変えることでホルダーへのフィット感を高め、スムーズな装着を実現します。
またインサート向けに、特殊ナノ(ナノは10億分の1)積層コーティング材種と成膜プロセスを開発。鋼を加工する際の耐摩耗性を他社製品比2倍に高めました。
- 2024年6月14日
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- 2024年5月9日
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タンガロイは、小型部品旋削加工用チップの「JP形」と「JS形」に、サーメット材種「NS9530」と同「AT9530」の2種類を追加して発売しました。
仕上げ加工などでの加工面品位や切りくず処理性を向上できます。
NS9530とAT9530は耐摩耗性と耐欠損性を両立。AT9530ではTiAlNコーティングを施して耐摩耗性を向上し、高い切削速度での使用を可能にしました。また表面の凹凸を大幅に低減する特殊表面技術により、刃先への凝着が抑制され仕上げ面品位の向上にも貢献します。
JP形は精密仕上げ加工で優れた切りくず処理性能を発揮。JS形は大きなインクリネーションと最適なブレーカー突起で幅広い切削領域で高い切りくず処理性能を実現します。
- 2024年5月9日
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- 2024年4月25日
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日進工具は小径エンドミル「無限コーティングプレミアム高能率レンズ形3枚刃エンドミルMLFH330」を発売した。
3枚刃の採用などにより従来のボールエンドミルと比べ加工能率を向上できる。外径×底刃半径(R)が1ミリ×R1ミリ―6ミリ×R8ミリメートルで7サイズを展開する。
独自のコーティング技術「無限コーティングプレミアム」により、被削材は高硬度鋼「65HRC」まで対応するほか、長寿命化も実現した。従来のボールエンドミルと比べ、大きな底刃半径を持たせた形状により、切り込み量「ピックフィード」を大きく取れる。同社によると既存のボールエンドミルと比べて加工時間を40%削減できるなど、高能率加工による生産性向上にも貢献する。
- 2024年4月25日