松浦機械、5軸MCに旋削搭載 ワンチャック加工を実現
松浦機械製作所は、5軸加工機の入門機をベースに旋削機能を取り入れた5軸複合マシニングセンター(MC)を開発し、発売した。
マシニングと旋削の機能を両立する専用テーブルを搭載。ベース機の使いやすさをそのままに、ワーク(加工対象物)のチャックを一度も外さずに加工するワンチャッキングによる工程集約を実現した。複合加工機のエントリーモデルとして提案する。
新製品の「MX520T」は、価格が消費税込みで5720万円。ワークを自動交換するフロアパレットシステム「PC4」と90本工具マガジン付きの機種は同7568万円。月間3台の販売を目指す。
ベース機となるのは、5軸制御立型MCの「MX520」。MXシリーズは松浦機械製作所の主力製品の一つ。多品種少量生産に適しており、5軸加工機の入門機として累計2100台超の出荷台数を誇る。
MX520Tは高精度な旋削加工に対応するため、主軸端に複合加工機用工具ホルダーを採用。主軸には旋削加工時でも工具がブレないようにする、高剛性なブレーキ機構を標準装備した。
一方、同機構を組み込みつつも主軸ノーズ径は従来サイズに抑え、マシニング加工時のワークへの接近性を確保した。
旋削主軸には最高回転数が毎分800回転、最大トルクは500ニュートンメートルのダイレクトドライブモーターを搭載。旋削用とマシニング用工具は同じ工具マガジンに収納可能で、省スペース性も訴求する。
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- 2025年1月23日
人手作業による表面仕上げを代替するマシニングセンター(MC)用バリ取りホルダー「ST20―DBR7―SC」。
10ミリメートルの縮み機構を内蔵し、加工対象物(ワーク)に倣って表面を仕上げます。
ワーク材質に応じてバネ荷重は4段階切り替え。防塵機構により摺動(しゅうどう)部への切り粉侵入を防ぎます。 -
- 2025年1月21日
オークマは、多様な形態の自動化を可能にした小型横型マシニングセンター(MC)「MS―320H」を11月に発売開始しました。
テーブルを垂直に配置することでテーブル上面や治具に切り粉を堆積させないようにし、自動化のネックとなる切り粉トラブルを排除した。自動車、半導体製造装置、建設機械、油圧機器などさまざまな市場の省人化・自動化ニーズを取り込みます。
サイズは幅1580ミリ×奥行き3120ミリ×高さ2630ミリメートル。250ミリメートル角以下の小物部品に対応します。
40番テーパの主軸を搭載し、鋼材部品の最大加工能力は毎分170立方センチメートルを確保。
ローダーを機上に配置してコンパクトな自動化ができ、自動化システムを含めた設置スペースは従来機比52%縮小。ローダー走行部の機械高さを旋盤と同等にして、単一ローダーによる加工部品の搬送を実現し、旋盤との混成ラインの構築も容易。
弊社製の移動式協働ロボット「OMR」との接続による多品種少量生産の自動化にも対応します。 -
- 2025年1月20日
エヌティーツールの複合旋盤用のクーラント増圧ツール「ブーストマスター(BMAL型)」。
クーラントを最大15メガパスカル(メガは100万)に増圧・吐出することで、加工中の切りくずの分断を促し、加工対象物への切りくず巻き付きを防ぎます。
外付けの高圧ポンプや高圧対応配管などの設備改造は不要です。 -
- 2025年1月16日
韓国イエスツール製の刃先交換式ドリル「Xシリーズ」。
独自の形状を持つ刃先によって、さまざまな被削材で優れた切りくず排出量を示す。
加工径は8・0ミリ―50・4ミリメートル。加工深さは3xD、5xD、7xD、10xDが標準。
ドリルボディーは加工に最適な強剛性の特殊鋼を用いました。 -
- 2025年1月15日
村田ツールは、従来機は油圧式だった駆動方式をサーボモーターに置き換え、加工生産性や省電力性能を高めた数値制御(NC)キー溝加工機を発売しました。
キー溝加工機は、モーター内の軸と歯車などの回転体を締結させる部分であるキーの溝を削る加工機械。
刃が下降する時に切削するキーシーター方式で、加工速度を従来機比30%高め、消費電力を同60%削減した。歯車のほか、船舶用スクリューなど外径の大きな加工対象物(ワーク)の加工にも対応します。
新製品の「キーシータKS5―M」はガイドポストに沿って刃が上下に動き、下降時に切削する引っ張り方式で、高精度な安定加工を実現します。
サーボモーター駆動のキーシーター方式加工機は同社初。油圧と比べ刃を精密に位置制御でき、加工サイクルタイムを短縮し、消費電力を削減します。
切り込み量は1ストローク当たり0・01ミリ―0・2ミリメートル。最大キー溝幅は50ミリメートル。
ステップブッシュと呼ばれる治具でワークを取り付けるため、正確な芯出しが可能で安定した切削を実現します。
キーシーター方式は、テーブル上にワークと干渉する箇所がないのが特徴でブローチ盤やスロッターといった他の方式と比べ、外径の大きなワークにも対応します。刃のストローク範囲内なら、複数ワークを積み重ねての同時加工も可能。
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