機械情報ニュース
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- 2025年12月2日
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THKは設備総合効率(OEE)の最大化を支援するプラットフォーム(基盤)「OMNIedge(オムニエッジ)」について、ファナックのCNC(コンピューター数値制御)装置との連携を始めた。2022年11月に販売を開始した工具監視AI(人工知能)サービスの機能を強化する。工具の欠損・チッピングの検知による不良品の連続排出防止と刃具交換の最適化を実現する。
今回の連携により、加工プログラムや工具番号といった情報をCNC装置からリアルタイムに直接取得できるようになり、運用や立ち上げがスムーズに行える。また混合生産や変種変量生産のように、加工中の品種が変わる工程でも品種ごとの正常モデルを自動で切り替えるため、異常をより精緻に検知できる。
モーターに設置した電流センサーやCNC装置の入力信号からサイクルデータを抽出し学習したモデルで、工具の欠損やチッピングをリアルタイムに検知する。工具の摩耗度のモニタリングにより、最適な工具寿命を分析することで交換頻度を減らして工具コストを削減できる。
- 2025年12月2日
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- 2025年11月28日
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エー・アンド・デイは切削油濃度換算機能を備えたデジタル切削油濃度計を発売した。係数を最大5種類設定・選択することで、切削油の種類に合わせた濃度に換算可能。標準価格は消費税抜きで3万6000円。主に自動車部品や航空機部品の加工、精密機器や金型の製造向け用途を見込む。
一般的な濃度計は屈折率を測定してBrix%で表示しているが、実際の現場ではBrix%から切削油濃度に変換して管理する。切削油は種類によって、Brix%と切削油濃度の換算係数が異なるため、切削油ごとに係数を設定する必要がある。
発売した「AD―4772」は、測定値(Brix%)と設定した換算係数から切削油濃度を自動で計算する。測定時間は約2秒。本体に最大100件の測定データを自動で保存できる。
防塵・防水保護等級「IP67」に対応するため、本体を水洗いできる。カラー液晶を採用しているため視認性が高く、暗い場所でも使える。「USB―C」で充電でき、満充電した場合で約490回の測定が可能。
- 2025年11月28日
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- 2025年11月26日
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ユーベックは、アルミニウム合金など軟削材料の穴あけ加工で発生する切りくず、バリの処理負担を軽減する独自技術を開発した。毎分40リットルのクーラント液を15メガパスカル(メガは100万)程度の高圧で吐出するノズルを新規開発し、ヘリカル穴あけ加工と組み合わせて実用化した。処理時間はドリル穴あけ加工の約半分程度としている。自社製の精密濾過装置と組み合わせたシステムで販売する。
電気自動車(EV)用部品に多く採用されるアルミニウム合金などの軟削材料は、穴あけ加工時に切りくずが長くつながって排出されるため処理に苦慮していた。
新技術は高流速、大流量でクーラント液を刃具先が加工対象物(ワーク)に接する「逃げ面」に確実に当てることで、切りくずを細かく破砕して排出処理を容易にする。
摩擦熱も蓄積しにくくなり、刃具の長寿命化につながる。マシニングセンター(MC)内部で使う治具やロボットなどにスラッジが付着せず、短時間の設備停止(チョコ停)も防ぐ。
切りくずは独自の精密フィルターを使用して長期間、交換不要とする自社製濾過装置に回収する。使用するMCの機種が異なっても集中クーラント方式により、切りくず回収、給液、濃度管理も必要ない。
消費税抜きの価格は、小型MCを30―50台連結した集中クーラント方式の場合で精密濾過装置本体が5000万円程度。自動車部品メーカーなどに年間5システムの販売を目指す。
- 2025年11月26日
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- 2025年11月25日
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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が公表した10月の車名別新車販売によると、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が前年同月比1・3%増の1万7041台で、4月以来6カ月ぶりに首位に返り咲いた。2位は6月に新型を投入したダイハツ工業の軽乗用車「ムーヴ」で、同3・1倍の1万6015台と躍進。3位はスズキの軽「スペーシア」で同1・3%増の1万4420台だった。上位5車種のうち4車種を軽が占めた。
4位はダイハツの軽「タント」がランクイン。ダイハツは7月にタントの特別仕様車を発売した。「新型ムーヴ目当てに来店した顧客が一部流れ、タントの販売増につながった」(ダイハツ)という。一方、9月まで5カ月連続で首位をキープしていたホンダの軽「N―BOX」は同24・0%減の1万2784台で5位に後退。軽自動車のみの車名別新車販売で「同車の首位陥落は17カ月ぶり、ベスト3圏外となるのは130カ月ぶり」(全軽自協)という。
自販連は今後について「一部のメーカーで生産の遅れによる受注残があると聞く。これが車両の登録にどう結び付くか」と説明する。全軽自協は「10月末発売の日産自動車『ルークス』、三菱自動車『デリカミニ』などがムーヴとともに市場をけん引することを期待する」とした一方、「物価高の影響で『顧客の財布のひもが固い』と嘆く声もある」ことも明かす。
- 2025年11月25日
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- 2025年11月21日
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東洋精機工業は、小型マシニングセンター(MC)「TVT332S」に5面加工仕様を追加し、2025年内をめどに発売する。2軸チルト数値制御(NC)インデックスとテーブルを一体化した独自構造で、インデックスからテーブル面までの高さを極限まで低くして剛性を向上。工程集約と高効率加工を実現する。
主軸の最大回転速度は毎分1万回転。オプションでHSK―A63のシャンクにできる。ストロークはX軸500ミリ、Y軸400ミリ、Z軸400ミリメートル。テーブルの作業面の大きさは650ミリ×400ミリメートルで、最大積載重量は500キログラム。
加工対象物(ワーク)を一度固定するだけで5面を加工できるため、加工精度の安定、設備台数の削減、ラインスペースの縮小につなげられる。
また、従来はオプションのマガジンの最大工具収納本数が30本だったが、最大60本まで収納可能なタイプも用意する。
新仕様機は名古屋市港区のポートメッセなごやで開幕された工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2025」に出展された。
- 2025年11月21日
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- 2025年11月20日
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NKEは、把持性能が同社従来品比3倍超で、体積と重さは同約3分の1と小型・軽量な新型エアチャック「ウルトラフォース」シリーズを発売した。
顧客が従来と同じ産業用ロボットに新型を使うと軽量化分だけ可搬質量が増やせ、同じ重さの対象物(ワーク)を新型でつかむ場合は以前より小さなロボットで運用可能。また、ワークをつかむチャックの開閉幅が同じだと、把持力は新型の方が高い。
空気圧を使って部品や製品をつかむエアチャックの新型で、把持性能は業界最高という。シリーズはチャック開閉幅が40ミリメートルと80ミリメートルの2種。消費税抜きの価格は22万8000円から。年100台の販売を目指す。
独自開発の新機構の採用で3倍超の把持性能、約3分の1の小型・軽量化に加え、エア消費量と二酸化炭素(CO2)排出量が従来品比で約2分の1と省エネルギー性能も高めた。
重量は開閉幅40ミリメートルタイプで1170グラム、同80ミリメートルタイプが1580グラム。軽薄短小で産業用ロボットや自動化ラインのレイアウトの自由度を高め、限られたスペースへの設置を可能にする。ロボットアームへの搭載性に優れており、工程全体の生産効率向上にも貢献が見込める。
新機構は把持開始時に省エネで動ける細長い小シリンダーと、把持後に力強くグリップするための太くて短い大シリンダーを用いた2段階制御の仕組み。この機構の開発で、太くて長さもある大きなシリンダー一つで全制御を賄っていた通常のエアチャックと比べて小型、軽量化できた。
ロボット停止時の慣性力の影響も小さくでき、ブレの抑制やスムーズな動作でタクトタイム短縮にもつながる。
- 2025年11月20日
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- 2025年11月19日
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日刊工業新聞社がまとめた工作機械主要4社の10月の工作機械受注実績は、前年同月比12・1%増の367億1600万円と17カ月連続で増加した。14カ月連続で増加した輸出が同20・2%増とけん引し、5カ月連続で減少した国内の低迷を補った。輸出は底堅く、米州やアジアなど各社で好調な地域が分散し、全体を押し上げた。一方、国内では底打ち感も感じられ、状況を注視する展開が続きそうだ。
輸出ではオークマが前年同月比22・2%増と13カ月連続で増加。特に米国で大手企業を中心に航空宇宙、エネルギー、石油・天然ガス関連向けなどが伸びた。営業部では「ジョブショップ(部品加工を受託する中小製造業者)でも動きが出始めた。今後も続くか見守りたい」としている。
牧野フライス製作所は輸出が同7・5%増と2カ月連続で増加した。中国や米国で高水準の受注が続き、「韓国の自動車部品向けでまとまった案件があり、インドも堅調だった」。
ツガミは輸出が同31・2%増と6カ月連続で増加。主力市場の中国で車や半導体、電子機器関連向けなどの需要を取り込んだ。同社幹部は「ポリティカルリスクなどから全体の雰囲気は依然良くない」とし、不透明な先行きを注視する。芝浦機械は輸出が同微減となったが、北米で航空宇宙や建機向けに立旋盤、東南アジアで時計関連向けなどで超精密加工機を受注した。
国内は4社合計で同8・7%減となったが、期末効果があった前月比では6・0%減だった。芝浦機械は前年同月比6・0%増と堅調に推移。産業機械や造船関連向けで大型工作機械、「光通信関連や切削工具向けで超精密加工機を受注した」。
オークマは同13・6%減と5カ月連続で減少したが、航空宇宙や船舶、エネルギー関連向けなどが増加。「大型案件の受注が続くが、中小製造業で商談が増えるなど底打ち感も感じられる」とした。
- 2025年11月19日
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- 2025年11月18日
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自動車大手7社の2025年9月中間連結決算が出そろい、純損益の合計は2兆920億円と前年同期より27.2%、金額で7827億円減少した。トランプ米政権の自動車への追加関税が利益を大幅に下押ししたのが主因で、日産自動車とマツダ、三菱自動車の3社が赤字に転落した。半導体不足や電気自動車(EV)市場の減速も加わり、経営の不透明感が増している。
米政権は日米関税合意により、9月に日本からの輸入車に対する関税を27.5%から15%に引き下げた。ただ、4月以前の2.5%に比べると6倍で、各社の収益を依然圧迫している。
トヨタ自動車は米関税が営業利益ベースで9千億円の減益要因となり、北米の営業損益は赤字となった。
- 2025年11月18日
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- 2025年11月14日
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川田鉄工は、既存の旋盤用チャックに取り付けることで、薄肉で中空形状の加工対象物(ワーク)を歪みなく固定できる治具を発売した。三つの爪と円柱型のストッパーで中空ワークの外径と内径を同時に押さえる仕組み。受注生産で消費税抜きの価格は33万9000円から。年間500台の販売を目指す。
発売した「ジェントリークランプ」は、外径側を3方向から固定する爪と、爪の閉じる動きに連動しピンを出して内径側を押さえる円柱形のストッパーで構成。ワークの内外径の両側から挟み込んで固定する。内外径のどちらか一方だけを押さえて固定する従来方法よりもワークの歪みを抑えられる。
チャックの駆動源が手動式や油圧式、空圧式でも仕様変更によって対応できる。
- 2025年11月14日
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- 2025年11月11日
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ソディックは光ファイバー用部品「MTフェルール」向けに、高精度な加工が可能な放電加工機や射出成形機の一体提案に力を入れている。セラミックス製リニアモーター駆動の超精密ワイヤ放電加工機を開発。ナノメートル(ナノは10億分の1)水準の超精密加工と省エネを実現し、高い形状精度が求められる同部品の金型の効率的な加工に貢献する。精密射出成形機なども併せて提案し、データセンター(DC)といった情報通信インフラ需要を取り込む。
新型機「EXC100L+」の最大加工対象物(ワーク)寸法は、幅150ミリ×奥行き150ミリ×高さ60ミリメートル。ワイヤ電極径は0・02ミリ―0・1ミリメートルに対応する。発売済みで価格はオープン。年24台の生産を目指す。
セラミックス製エアスライダーとリニアモーターを組み合わせ、加工対象物(ワーク)を固定するテーブルを非接触でスライドする仕組みを構築。一定の圧力で絶えず真直性を保持し、最小駆動単位10ナノメートルを実現した。また加工液処理の制御の最適化で消費電力を同社従来機比最大25%削減し、超精密加工と省エネを両立した。
ワークの穴にワイヤを通す自動結線機能では、独自の仕組みで凹凸のあるワークにも対応。MTフェルールの金型向けオプション機能も備え、小径狭ピッチの下穴でも安定した結線を可能にした。
MTフェルールは光ファイバーを複数束ねて接続するための部品で、AI(人工知能)に欠かせない高速・高密度なデータ通信を支える。ソディックの圷祐次社長は「高い形状精度が求められる同部品の金型加工でEXC100L+の競合製品はなかなか出てこない」と自信を示す。
同社はMTフェルールの金型を加工する細穴放電加工機と、同金型でMTフェルールを生産する精密射出成形機を含めた同社3製品を一体で提案し、DCや光通信ネットワークなどの旺盛な情報インフラ需要に対応する。
- 2025年11月11日
機械トピックス
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- 2025年12月5日
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川田鉄工 川田鉄工>薄肉中空ワーク固定できるクランプNew
川田鉄工は治具「ジェントリークランプ」を発売しました。
既存の旋盤用チャックに取り付けることで、薄肉で中空形状の加工対象物(ワーク)を歪(ゆが)みなく固定できます。三つの爪と円柱型のストッパーで中空ワークの外径と内径を同時に押さえる仕組み。外径側を3方向から固定する爪と、爪の閉じる動きに連動しピンを出して内径側を押さえる円柱形のストッパーで構成。
受注生産
- 2025年12月5日
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- 2025年12月3日
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ナベヤ ナベヤ>治具ベース30%軽量化、MC稼働率向上New
ナベヤは切削加工用の標準治具ベース「MCツーリングブロック」のフラットベースタイプに従来品より平均で30%軽量化した新シリーズを追加し発売しました。
剛性を保ちながら使用面の肉厚を従来の50ミリメートルから25ミリメートルに半減。
マシニングセンター(MC)の稼働率を向上できる。使用面の違いで2面式と4面式をラインナップ。消費税抜きの価格は2面式、使用面が最小の幅400ミリ×高さ500ミリメートル、質量161キログラムの仕様
- 2025年12月3日
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- 2025年11月27日
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京セラは切削加工中の状態をグラフなどで見える化するサービス「VIMOA(ヴィモア)」を開始しました。
3軸加速度センサーを内蔵したセンシングツールを工作機械に取り付け、重心の偏りや、振動周波数などのデータを収集・分析します。労働人口が減少する中、オペレーターの勘や経験、技能に頼らず、稼働状況の監視や工程改善などを可能となります。
独自開発のセンシングツールは、機種やメーカー、年式を問わず、さまざまな工作機械に後付け可能。切削加工は、クーラント液などで加工中の様子を目視で確認することが難しかった中、センサーでは加工中の振動を計測し、パソコンで振幅波形や重心、振動の大きさなどをグラフで確認できます。
センシングツールや専用無線LAN、交換用バッテリーなど機器一式の貸し出しを開始。
26年春にはAI(人工知能)を組み合わせ、量産ラインの稼働監視と不具合管理をサービス展開予定。加工中の状態をモニタリングして異常を即座に検知し、切削工具の摩耗度が閾(しきい)値を超えた場合にはアラートを出す仕様。
- 2025年11月27日
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- 2025年11月17日
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ワルタージャパンは、チップの二つの角を使えるチップ交換式ドリル「Dスペード」を発売しました。チップの2コーナー使用は1枚刃のチップ交換式ドリルでは世界初。
1コーナーしか使えなかった従来品に比べ工具費用を削減できます。鉄・鋳物加工用で建設機械、農業機械、工作機械など向け。
チップは穴径12ミリ―25・7ミリメートルを用意し、消費税抜きの想定市場価格は1万6300円から。ボディーは3万6000円から。
チップは片側が摩耗したら、もう片側に切り替えて使えます。また従来品の最大四つだったドリル先端部のクーラント吐出口を六つに増やし、切り粉処理性と冷却性を高めました。直進性に関わるガイドを二つ設けるダブルマージンタイプで高精度も可能。
- 2025年11月17日
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- 2025年11月13日
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光響は二酸化炭素(CO2)レーザーマーカー「LMS―CO2―100W」を発売しました。
アクリルやガラスなどの切断・穴あけ加工に対応し、レーザー出力は100ワット、発振波長は10600ナノメートル(ナノは10億分の1)で、30ワットの従来製品「LMS―CO2―30A」に比べ印字速度を3倍に高速化。
CO2レーザーは非金属素材への吸収率が高く、木材、紙類、セラミック、樹脂、ガラス、皮革、食品などに短時間で印字できる。透過性素材のアクリルや、IR波長で加工できないガラスにも対応できます。
マーキングエリアは7種類のレンズを用意し、最大800ミリ×800ミリメートルに対応。最小線幅は約180マイクロメートル(マイクロは100万分の1)、水冷式で大きさは幅171ミリ×奥行き1326・5ミリ×高さ191・5ミリメートル。
- 2025年11月13日
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- 2025年11月12日
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ワルタージャパンは、11年ぶりに全面改良した鉄・鋳物専用超硬ドリルのハイエンドモデル「DD170」を発売しました。
独自の複層コーティングにより、高い耐摩耗性と靭性を両立。冷却性や直進性も高めました。
穴径3ミリ―20ミリメートルで、建設機械、工作機械、自動車などの業界でご利用可能。
コーティングは窒化アルミニウムチタンのアルミとチタンの配合を層によって変え、表面側では耐摩耗性を、母材側では靭性を、それぞれ重視した層にすることで相反するそれら特性を両立しました。
クーラント流路となる外周溝は従来の8本から12本に増やし、冷却性を向上しました。ガイドの機能を果たすマージン構造も改良し、直進性を高めました。
- 2025年11月12日
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- 2025年11月6日
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アイ・ティー・エス・ジャパン アイ・ティー・エス・ジャパン>表面の微細な粗さ・形状 3D測定
アイ・ティー・エス・ジャパンは表面の微細な粗さや形状を3次元(3D)で測定できる装置「3D光学プロファイラーSTシリーズ」を発売しました。
非接触式で、従来の白色干渉計の手法とは異なった白色光を分光し、被測定物に照射、反射してきた波長の強度から測定します。
複雑な形状の被測定物の微細な粗さや凹凸、高さ・厚さを0・9マイクロメートル(マイクロは100万分の1)から測定できます。
- 2025年11月6日
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- 2025年10月30日
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曽根田工業は、切削工具の管理業務をシステムとキャビネットで効率化できる設備を発売しました。
工具払い出しや使用量の集計、在庫管理を自動化し、管理業務を省人化できます。中国・ノウウェイ(蘇州市)製の商品を輸入し、一部仕様を日本市場向けに変更し、導入方法は貸与と販売を用意。
発売する「DXスマートキャビネット」は、キャビネットの96カ所にマシニングセンター(MC)や旋盤用の工具を収納でき、作業者とひも付く専用カードや顔認証でシステムを起動し、必要な数の工具を取り出し、未使用の工具は装置側面の箱に戻し記録します。
現場に未使用の工具が滞留することなく、数量を管理できるため過剰な購入を抑えられます。標準ペースよりも工具消費が早い場合には不具合の早期発見につながるなど、現場の改善に役立てることも可能。
廃棄品や再研磨依頼品を整理する専用の箱も用意し、払い出し数と照合し、リサイクルの管理も容易になります。
導入や運用方法は顧客と打ち合わせて決め、静岡県西部の顧客に限って、曽根田工業が工具の全量を補充する場合は設備の貸与可能。
全国の工具商社には装置を販売します。
- 2025年10月30日
展示会情報
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