曽根田工業、MC工具管理を省人化 キャビネット装置提供
            曽根田工業は、切削工具の管理業務をシステムとキャビネットで効率化できる設備を発売しました。
工具払い出しや使用量の集計、在庫管理を自動化し、管理業務を省人化できます。中国・ノウウェイ(蘇州市)製の商品を輸入し、一部仕様を日本市場向けに変更し、導入方法は貸与と販売を用意。
発売する「DXスマートキャビネット」は、キャビネットの96カ所にマシニングセンター(MC)や旋盤用の工具を収納でき、作業者とひも付く専用カードや顔認証でシステムを起動し、必要な数の工具を取り出し、未使用の工具は装置側面の箱に戻し記録します。
現場に未使用の工具が滞留することなく、数量を管理できるため過剰な購入を抑えられます。標準ペースよりも工具消費が早い場合には不具合の早期発見につながるなど、現場の改善に役立てることも可能。
廃棄品や再研磨依頼品を整理する専用の箱も用意し、払い出し数と照合し、リサイクルの管理も容易になります。
導入や運用方法は顧客と打ち合わせて決め、静岡県西部の顧客に限って、曽根田工業が工具の全量を補充する場合は設備の貸与可能。
全国の工具商社には装置を販売します。        
提供元: SONEDA
