12年ぶり5軸MC新機種投入 高速・高精度加工両立・・・ソディック
リニアモーター駆動式マシニングセンター(MC)で新たに2機種を開発し、3軸制御式と5軸制御式のそれぞれ1機種で、5軸制御MCの新機種投入。
主軸などの主要部の見直しや自動化機能の搭載により、高速・高精度加工の両立を実現。高性能化が進む電子部品・デバイスの生産に対応。
5軸制御MCの「HP300L」は対応可能な加工対象物(ワーク)の最大サイズが直径300ミリ×高さ200ミリメートル。X、Y、Zの直線軸のほか、回転・傾斜軸にもダイレクトドライブ(DD)駆動を採用した。最大回転速度が毎分4万5000回の主軸により、高速加工と合わせてタップ加工にも対応。
回転・傾斜軸の中心位置出しと補正を全自動で行う。
人工知能(AI)搭載3次元カメラを使って軸同士の衝突を防止するなど、使いやすさを重視した機能も盛り込み。
3軸制御MCの「UX450L」はテーブルサイズが幅600ミリ×奥行き400ミリメートル。
質量を従来機比10%削減した軽量ヘッドをはじめ、各軸案内機構には超高剛性で低ウェービング特性と減衰特性を併せ持つ直動ガイドを採用し、高速・高精度を実現。
操作性向上や省エネルギーに対応する各機能も搭載。
提供元: (株)ソディック