設置面積を28%縮小 ATC型複合加工機
従来機より設置面積を約28%縮小しつつ広い加工エリアを確保した自動工具交換装置(ATC)型複合加工機「MX―100」を発売した。
主にチタン合金やコバルトクロム合金など人工関節の加工対象物(ワーク)向け。
工具主軸と下タレット、対向2スピンドルの仕様で、全てのユニットが同時に動いて効率良く加工できる。
ATCの工具搭載本数は標準36本、オプションで72本まで対応。最新の操作盤「NTスマートX」が付属し、人工知能(AI)機能を導入した熱変位補正システム「NTサーモナビゲーターAI」を標準搭載。
機内に収まるワーク搬送装置「コンパクトローダー」にも対応し、天井の制約も受けない。
主軸端面間距離1,000mm
ビルトイン主軸モーター搭載
ユーザーインターフェースが進化!大画面19インチカラー液晶タッチパネルにNT SmartX搭載で見やすい、使いやすい、分かりやすい
上下刃物台構造、工具軸のY軸ストローク210mm (±105mm)
工具軸には11/7.5kW高出力モーター搭載、最高回転数12,000min-1 (op.20,000min-1)
静音、低振動サーボ駆動ATC搭載、工具搭載本数36本(op.48 / 72本)
工具軸旋回角度190° (±95°)
スピンドルモーターL側11/7.5kW (op.15/11kW/L側φ65mm)、R側11/7.5kW 両持ち加工時は22/15kWの旋削能力
対向2スピンドル、L・R同時加工で時間短縮
幅広、低重心設計の高剛性水平ベッド、垂直コラム構造採用
提供元: 中村留精密工業(株)