高能率肩削りカッタ「ショルダー6」を新発売
この製品は、建機、工作機械、金型部品(鋳物、構造物等)などの大物製品加工をターゲットとして無垢の材料から高切込みな荒加工と、高精度な立壁加工を可能とした、両面6 コーナ仕様の高能率肩削りカッタ。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の肩削り、平面削り、溝削り加工等の荒加工に威力を発揮する。
特長
① 切りくず排出性とカッタ本体剛性に優れ、軸方向切込み量(ap)最大10ミリ可能な高能率肩削りカッタ。平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。
② インサートは両面6コーナ使用可能で経済的、コーナRはR0.8とR1.6の2種類をラインナップ。厚み7.5ミリの高剛性インサートにより、荒加工領域で安定した加工ができ、さらに独自の3次元ブレーカ形状により、両面使用可能なインサートにおいても、カッタ本体のアキシャルレーキをポジ刃形とし、切削抵抗の低減を実現。
③インサートの外周切れ刃軌跡を円弧状とすることで高能率かつ高精度な立壁仕上げ加工が可能。
④インサート材種は、一般鋼や35HRC以下のプリハードン鋼に適し、耐欠損性に優れた材種「JC8050」と、鋳鉄および50HRC以下の焼入れ鋼に対応する、耐摩耗性に優れた汎用性材種「JC8118」を採用。
提供元: ダイジェット