機械のスペースを最大限に活かす 薄型のCNC円テーブル TNC200を発売
機械のスペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブルTNC200を9月に発売しました。
CNC円テーブルは専用コントローラや搭載機械のNC装置の制御によりワークの角度割出を行う機器。
昨今の金型部品・自動車部品の加工ラインでは、BT30マシンの設置が飛躍的に増加し、省スペース・省エネの小型マシニングセンタで量産加工を行うケースが増えており、これを受け、同社では小型マシニングセンタの機内スペースを最大限に活かす薄型のCNC円テーブルTNC200を開発しました。
CNC円テーブルTNC200は胴厚97mmと世界最高クラスのコンパクト設計。省スペースな工作機械に搭載しても、冶具エリアを広げる事が出来るのが特徴。
同時開発した薄型サイドテーブルSTT160をセットで使用する事により、機械スペースを更に有効活用出来ます。
また、当社の特許でもあるオートエアパージを標準装備している為、切削水に対して優れた防水性を有する。
クランプ用エアを接続するだけで円テーブル内部の圧力が上がり、且つ内圧を一定に保つ事で外部からの切削液などの侵入を防げます。
【製品仕様】
●TNC200
テーブル直径 =Φ130mm
センサ高さ =160mm
クランプ方式 =空圧(0.3~0.5MPa)
クランプトルク=340Nm
割出精度(累積)=30秒以内
総合減速比 =1/90
最大回転数 =33.3min-1
製品重量 =43kg
●STT160
テーブル直径 =Φ130mm
センサ高さ =160mm
クランプ方式 =空圧(0.3~0.5MPa)
クランプトルク=415Nm
製品重量 =25kg
提供元: ユキワ精工