加工性能高め小型化 横型MC発売
ヤマザキマザックは主力の横型マシニングセンター(MC)の加工性能を高め、非加工時間も短縮した「HCN―6800NEO」を発売開始しました。
最大加工寸法は直径1050ミリ×高さ1300ミリメートル。
機械幅を223ミリメートル縮め、設置面積3405ミリ×6772ミリメートルと小型化しました。
価格は5250万円から。目標販売台数:年間200台。
主軸は最高毎分1万回転の標準仕様で出力を23%向上し、オプションの同8000回転の高トルク仕様は出力を50%向上し連続トルクを637ニュートンメートルと25%高めました。
標準43本、オプション仕様60本収容の自動工具交換装置(ATC)は新構造ドラム式マガジンで工具交換時間を短縮。搭載できる最大工具長も690ミリメートルに拡大。
人工知能(AI)が加工品の計測データ履歴を学習し加工誤差を自動補正する熱変位制御機能「Aiサーマルシールド」も新搭載。
自動化やクーラントのシステム、油圧治具などの拡張性も高めました。
提供元: ヤマザキマザック(株)