オークマ>切り粉トラブル排除 オークマ、省スペース横型MC
オークマは、多様な形態の自動化を可能にした小型横型マシニングセンター(MC)「MS―320H」を11月に発売開始しました。
テーブルを垂直に配置することでテーブル上面や治具に切り粉を堆積させないようにし、自動化のネックとなる切り粉トラブルを排除した。自動車、半導体製造装置、建設機械、油圧機器などさまざまな市場の省人化・自動化ニーズを取り込みます。
サイズは幅1580ミリ×奥行き3120ミリ×高さ2630ミリメートル。250ミリメートル角以下の小物部品に対応します。
40番テーパの主軸を搭載し、鋼材部品の最大加工能力は毎分170立方センチメートルを確保。
ローダーを機上に配置してコンパクトな自動化ができ、自動化システムを含めた設置スペースは従来機比52%縮小。ローダー走行部の機械高さを旋盤と同等にして、単一ローダーによる加工部品の搬送を実現し、旋盤との混成ラインの構築も容易。
弊社製の移動式協働ロボット「OMR」との接続による多品種少量生産の自動化にも対応します。
提供元: オークマ(株)