炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」のブレーカを追加発売
三菱マテリアル加工事業カンパニーは、炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」のブレーカを追加し、販売開始することと致しました。
炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」は小型自動旋盤での、純鉄、炭素鋼、快削鋼の旋削加工において、専用超硬母材とPVDコーティングのコンビネーションにより、安定した仕上げ面と寸法精度を実現させます。
この度、前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」と精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」を追加することにより、“小型自動旋盤用工具シリーズ”の拡大を図ります。
炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」、前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」と精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」の主な特長は、以下の通りです。
1. Ti-C-N系積層コーティングは、小物部品加工のような切削速度50~150m/minの低~中切削領域での炭素鋼加工に対し耐摩耗性に優れ、積層構造を最適化することにより密着性を向上。
2. 前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」は、超硬母材の平滑化により、コーティング粒子が一定方向に成長し、より緻密で平滑なコーティング膜を構成することで、耐溶着性に優れ、安定加工を実現。
3. 精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」は、切りくず処理優先の幅の狭い研削リードブレーカにより、シャープな切れ味で良好な面粗度を実現。
品名:
・炭素鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS6015」
・前挽き軽切削用「LS-Pブレーカ」・精密仕上げ切削用「R/L-FSブレーカ」
提供元: 三菱マテリアルツールズ