タンガロイ、切りくず処理を効率化 サーメット材種工具発売
タンガロイは、小型部品旋削加工用チップの「JP形」と「JS形」に、サーメット材種「NS9530」と同「AT9530」の2種類を追加して発売しました。
仕上げ加工などでの加工面品位や切りくず処理性を向上できます。
NS9530とAT9530は耐摩耗性と耐欠損性を両立。AT9530ではTiAlNコーティングを施して耐摩耗性を向上し、高い切削速度での使用を可能にしました。また表面の凹凸を大幅に低減する特殊表面技術により、刃先への凝着が抑制され仕上げ面品位の向上にも貢献します。
JP形は精密仕上げ加工で優れた切りくず処理性能を発揮。JS形は大きなインクリネーションと最適なブレーカー突起で幅広い切削領域で高い切りくず処理性能を実現します。