テラル>切削液向けポンプ発売 少ない液でも吸入可能
テラルは、工作機械の切削液(クーラント)向けポンプを発売しました。切削室で加工対象物(ワーク)や工具に切削液をかける際など、一般的な用途に使う中圧型の主力機種。
発売しました「LBMシリーズ」は、メカニカルシールを使わずメンテナンス性を高めた独自のノンシール構造採用の新機種で、従来の「LBKシリーズ」に比べ、ケーシングの溶接強度を高めたことなどで耐久性を向上。1時間当たりに可能な起動・停止回数は120回と従来の2倍に増え、より細やかな制御に対応しました。
吸入可能な最低液面深さは29ミリメートルと従来機より11ミリメートル低い液面でも使え、クーラントの有効利用につながります。省エネ性も高め、以前の同等機種に比べ約11%の省エネとなります。
第1弾として羽根車の枚数が3―6枚、出力最大0・55キロ―1・1キロワットまでの4型式を発売。今後さらに約60型式をラインアップに追加予定です。
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