総受注高10ヶ月連続で前年下回る
中部経済産業局が7月29日に発表した平成28年6月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社の総受注高は前年同月比22.2%減の348億3600万円となり10ヶ月連続で減少した。前月比は1.6%減となった。
国内受注は、前月同月比18.6%減の151億300万円となり、9ヶ月連続して減少。前月比は33.4%増となった。
主力の一般機械工業向けが前年同月比9.5%減の83億700万円と3ヶ月連続で減少し、自動車工業向けも同36.8%減の35億5300万円と5ヶ月連続で減少した。
海外受注は、前年同月比24.8%減の197億3300万円となり、2ヶ月ぶりに減少した。前月比も18.1%減となった。
北米向けが前年同月比28.0%減と4ヶ月ぶりに減少。ヨーロッパ向けは同12.3%減と3ヶ月連続で、アジア向けも同25.5%減と12ヶ月連続でそれぞれ減少した。
国別にみると、1位のアメリカが56億5500万円(前年同月比35.4%減)、以下、中国38億7200万円(同16.8%減)、ドイツ17億6700万円(同27.4%増)、メキシコ10億7600万円(同252.8%増)、イタリア9億2400万円(同17.9%減)の順となった。
販売額は、前年同月比9.8%減の291億8900万円となり、4ヶ月連続で減少した。前月比は15.5%増となった。
受注残高は、前年同月比9.7%減の1623億9000万円となり、7ヶ月連続で減少した。前月比は0.6増となった。
ニュースソース: 名古屋機工新聞
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