ミツトヨ 測定工具商品を約10%値上げ
精密測定機器メーカーのミツトヨは、宇都宮、川崎、中津川、志和、大野見の5拠点で生産している測定工具の国内での標準価格を、7月1日から約10%値上げする。
対象商品は、測定工具の中のマイクロメータ、マイクロメータヘッド、ノギス、デプスゲージ、ハイトゲージ、内径測定器、シリンダゲージ、ダイヤルゲージ、ポケット型テストインジケータ、スタンドなどの部品を含む約3万点。
同社が標準価格を値上げするのは約30年ぶり。原材料費の高騰に加え、人手不足による人件費の上昇、輸送費の上昇などの影響が、同社が最優先課題として取り組んできたコスト削減と新商品開発の努力の限界を超えると判断したと、値上げの理由を説明している。
ニュースソース:名古屋機工新聞(http://www.kikou.co.jp/)