10月の工作機械受注、5.9%減 マイナス幅縮小 日工会
日本工作機械工業会(日工会)が発表した10月の工作機械受注実績は、前年同月比5・9%減の823億2100万円で、25カ月連続の減少となった。
ただ、2カ月連続で800億円台を維持し、前月比では2・1%減の小幅の減少にとどまった。日工会では「(期末効果が表れる)9月からの落ち込みを勘案しても、回復傾向は続いている」と見ている。
内需は前年同月比13・6%減の288億6600万円で、23カ月連続の減少となった。300億円を下回るのは2カ月ぶり。
外需は同1・1%減の534億5500万円で、2カ月ぶりに前年を下回った。中国での需要回復が継続していると見られ、2カ月連続で500億円を上回り、前月比は0・7%減で同水準を維持した。