11月の新車販売、「N―BOX」首位譲らず 上位6車種は軽自動車
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)が6日まとめた11月の車名別新車販売によると、ホンダが9月に全面改良し発売した軽自動車「N―BOX」が前年同月比41.7%増の2万992台を販売し、首位となった。首位は3カ月連続。2位にはダイハツ工業の軽「ムーヴ」が入った。上位10車種のうち6車種が軽で、増税による人気低迷から脱却しつつある。
3位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が1万台以上を販売し前月の5位から順位を上げた。5位に入ったスズキの軽「ワゴンR」は同58.6%増と大幅に販売を伸ばした。ホンダの小型車「フィット」やトヨタの小型車「カローラ」なども好調だった。
従業員による無資格検査問題が発覚した日産自動車は、三菱自動車から供給を受けている軽「デイズ」が同11.9%増となり、前月の17位から8位に上昇しトップ10入りした。主力小型車「ノート」は同56.3%減の15位だった。SUBARU(スバル)はインプレッサが同20.9%増の26位だった。