11月の新車販売、14%減 5カ月連続マイナス
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた11月の新車販売台数は、前年同月比14・4%減の35万2455台と、5カ月連続でマイナスとなった。減少幅は10月の同31・3%減、9月の32・2%減と比べ改善した。半導体など部品不足に伴う減産で新車の供給が滞り、販売が低迷した。足元で生産挽回の動きもあるが、部品調達難は続いており、新車販売の見通しは不透明だ。
登録車の販売台数は同13・4%減の21万9276台と、3カ月連続で減少した。うち小型乗用車は同5・8%減の7万6822台と、6カ月連続のマイナス。11月単月として過去最低だった。
軽自動車の販売台数は同16・0%減の13万3179台と、6カ月連続で減少した。減少幅は10月の同33・2%減、9月の同35・9%減と比べ改善傾向にある。全社が前年を下回った。全軽自協の担当者は部品調達難が続いている。