ホンダ系部品メーカー11社の2017年4ー6月期連結決算は、全社が増収となった。
部品の受注増加や、為替の円安基調がプラスに働いた。
ただ、7社が営業減益になった。ケーヒンは研究開発費の増加が要因。日信工業は製品の原価率が上昇し、減益となった。ユタカ技研とジーテクト、エフテックは北米での生産コスト増が影響し、エイチワンは北米での生産減が響いた。エフ・シー・シーはインドネシア市場向け製品や米国で販売されるホンダ製品向けの部品の販売量が減少し、減益となった。
ケーヒン、ショーワ、八千代工業が18年3月期業績予想を上方修正した。受注増と円安基調が続くのが理由。