タンガロイ、直角肩削りカッター発売 切り込み11.5mmに対応
タンガロイは、小径・多刃仕様の直角肩削りカッター「タング・フォース・レック」で、最大切り込み11・5ミリメートルに対応する12サイズを発売した。びびりのない安定加工と高い耐欠損性を実現し、より幅広い加工に対応する。
ボディーには標準シャンク、ロングシャンク、モジュラータイプ、ボアタイプを設定。インサート(刃先交換チップ)は、コーナ半径(R)0・4ミリ―3・0ミリメートルをそろえた汎用のMM形と、アルミ合金加工用AM形など計26アイテムで構成。価格はボディーの「EPAV12M016C16・0R03」が3万7070円(消費税込み)。インサートの「AVGT120408PDFR―AM KS05F」が1342円(同)。初年度3億6000万円の販売を見込む。
切れ刃を従来比約2倍に伸ばした。インサート座も従来品同様に大きなバックメタルを持たせ、止めネジを長くすることで、大きな切り込みにも対応できる剛性を確保した。
また業界最多の刃数を持たせ、高能率加工を実現した。