ミツトヨ、マニュアル画像測定機 最大ズーム比14倍
ミツトヨは、マニュアル画像測定機「QS―L/AFシリーズ」で、操作性を向上した新機種を発売した。7倍の高倍率ズームレンズと3本の対物レンズを組み合わせ、最大ズーム比14倍を達成。300万画素のカラーカメラを搭載、高精細のカラー画像で観察部分の詳細をモニター上にリアルに再現できる。価格はストローク寸法により350万―490万円(消費税抜き)。海外販売も合わせ、初年度に合計200台の販売を目指す。
独自のクイックリリース機構を搭載し、X軸とY軸の移動が手動でありながら、ハンドルから手を離すことなく、素早く、簡単に位置合わせができる。
測定ストロークはX軸で最大400ミリメートル、Y軸で同200ミリメートル、Z軸で同150ミリメートルのロング測定が可能。照明は白色発光ダイオード(LED)を採用、観察装置のズームレンズは8段階で変倍できる。画像オートフォーカスにかかる時間は約1秒。