オークマの2018年3月期連結決算業績予想は、営業利益が前期比2・8%増の160億円になるなど増収・営業増益を見込む。米国と中国の製造業による設備投資が活況で工作機械需要が高まると見込む。
米国ではトランプ政権による減税政策とインフラ投資、原油価格の持ち直しによる設備投資を見込む。花木義麿社長は「米国に一番期待している」との見方を示した。また、中国は「16年はひどい状況だったが、回復してきた」(花木社長)。スマートフォンなどの電機・精密や自動車が好調で、工作機械需要が高まると見ている。
17年3月期連結決算は、日本や米国での売上高減が響き、減収減益だった。