総受注高18ヶ月連続で前年上回る 中部経済産業局 9月度金属工作機械受注状況
中部経済産業局が発表した平成30年9月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比4・9%増の463億6600万円となり、18か月連続で前年を上回った。前月比は3・0%増だった。
国内受注は、前年同月比10・0%増の188億3000万円となり、14か月連続で前年を上回った。前月比は1・1%増だった。主力の一般機械工業向けが前年同月比5・9%増の95億5100万円と13か月連続で前年を上回り、自動車工業向けも同30・4%増の59億8100万円と3か月ぶりに前年を上回った。
海外受注は、前年同月比1・6%増の275億3600万円となり、16か月連続で前年を上回った。前月比は4・4%増だった。海外受注比率は59・4%。
北米向けが前年同月比19・7%増と16か月連続で、ヨーロッパ向けが同18・3%増と18か月連続でそれぞれ前年を上回り、アジア向けは同23・4%減と2か月連続で前年を下回った。シェアは、北米向け39・8%、アジア(トルコを含む)向け29・6%、ヨーロッパ向け28・7%となっている。
国別にみると、1位のアメリカが104億6700万円(前年同月比22・0%増)、以下、中国48億7500万円(同27・4%減)、ドイツ26億7300万円(同19・9%増)、イタリア16億8000万円(同10・8%増)、台湾9億5500万円(同81・9%増)の順となった。
販売額は、前年同月比22・1%増の486億7300万円となり、10か月連続で前年を上回った。前月比は46・7%増だった。
受注残高は、前年同月比28・6%増の2399億5500万円となり、18か月連続で前年を上回った。前月比は3・2%減だった。
ニュースソース:名古屋機工新聞(http://www.kikou.co.jp/ )