出展募集受付を開始 メカトロテックジャパン2017
来年の10月に名古屋で開催される工作機械見本市「メカトロテックジャパン2017(MECT2017)」を主催するニュースダイジェスト社と共催の愛知県機械工具商業協同組合は、11月1日から出展募集受付を開始した。
MECT2017は、日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市となる。
通算15回目となった2015年展では、444社・団体(1915小間)が出展、期間中9万4124人が来場した。
工作機械にまつわる最新加工技術を会場で披露する主催者企画「コンセプトゾーン」。前々回の2013年展では「医療」。前回展では「最新マグネシウム」をテーマに掲げ、普段見ることのできない門外不出の最新加工技術を披露。実際に会場内に機械を持ち込み加工実演し話題を呼んだ。
2017年展も開催の予定。
2011年展に新設した、中小企業を支援するための低料金の専用パッケージ小間「中小企業支援ブース」も引き続き募集する。従業員30人以下で、過去にMECTに出展経験のない企業が対象。限定30社。出展料金は1社1小間限定で8万円(税抜き)、小間サイズは間口2m×奥行き2m×高さ2.7mと一般の小間よりやや小さくなっている。
2017年展の主な変更点は、出展募集期間を11月1日から来年2月28日までの4ヶ月間としたことで、前回展は10月1日から翌年4月30日までの7ヶ月間というロングラン募集だったが早期に満小間となり前倒しで募集を終了したこともあり、3ヶ月短縮した。募集期間の短縮に伴い、キャンセル費の適応期間も変更となり、2017年3月1日から発生する。
また、満小間時の対応として申し込み小間数が会場収容力を超えた場合に、前回展の出展実績等を踏まえた上で、事務局が出展小間数の調整をする。
駐車場については、来年4月の大型テーマパーク(レゴランド)開業にあわせて5千台収容の立体駐車場が完成し利用できるようになり、混雑の緩和が期待できる。
その他、2017年展では製造業の中核を担う工作機械の重要性や工作機械に用いられるさまざまな先端技術、工作機械業界で働くことの面白さを多彩な講師が学生に紹介する、一般社団法人日本工作機械工業会主催の「工作機械トップセミナー」などが開催される予定。
MECT2017開催概要
【会期】2017年10月18日(水)~21日(土)の4日間
【開催時間】10時~17時、10月20日(金)はナイター開催19時まで、最終日21日(土)は16時まで
【会場】ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)1号館・2号館・3号館
【予定開催規模】1700小間
【予定来場者数】8万人
【出展製品】工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など
●出展申込方法
所定の申込書(『出展のご案内』同梱または公式ホームページmect-japan.comからダウンロード)に必要事項を記入し、捺印の上、担当者の名刺を添えて、MECT事務局または愛知県機械工具商業協同組合事務局へ郵送。
[送付先]MECT事務局(ニュースダイジェスト社)→〒464-0075名古屋市千種区内山3-5-3、愛知県機械工具商業協同組合→〒456-0032名古屋市熱田区三本松町16-8
●料金について
基本単位1小間(3m×3m)26万円(税抜き)。※10小間を超える申し込みの場合、割引あり。
●出展申込締切
2017年2月28日 ※ただし満小間になり次第締切、受付を終了する。
ニュースソース: 名古屋機工新聞
http://www.kikou.co.jp