2018年1~3月期 受注・生産・出荷額 すべてプラス成長 日本ロボット工業会
一般社団法人日本ロボット工業会が発表した「ロボット統計受注・生産・出荷実績2018年1~3月期(会員ベース)」によると、受注額は、前年同期比24.2%増の2188億円で7四半期連続のプラス成長となり、四半期ベースで過去最高。
生産額は16.3%増の1838億円、総出荷額は17.7%増の1890億円となり、いずれも7四半期連続のプラス成長となった。
国内出荷額は、自動車産業向けが前年同期比26.8%増、電気機械産業向けが16.6%増となり、全体で15.2%増の558億円、18四半期連続のプラス成長。
輸出額は、溶接用が5.3%増、電子部品実装用が28.8%増となり、全体で18.8%増の1332億円、6四半期連続のプラス成長となった。
現在の業況は、2017年会員ベースの年間集計結果で、国内需要が堅調であったことに加え、輸出はそれ以上の大幅な伸びを示した。受注額は前年比34.1%増の7594億円、生産額は28.0%増の6999億円とどちらも過去最高となった。同会では、会員外も含めた年間受注額は9375億円程度、生産額は8700億円程度になると見込んでいる。
ニュースソース:名古屋機工新聞(http://www.kikou.co.jp/)