フランス政府、2040年までにガソリンとディーゼル車の販売停止を発表
フランス政府の環境相は6日、記者会見を開催し、2040年までに全てのガソリンとディーゼル車の新車販売を停止する考えを明らかにした。
ヒューロ環境相はまた、2040年までに石油、ガス、石油、シェール石油関連のプロジェクトについても禁止する考えも明らかにした。
フランス政府は、CO2排出や環境悪化の元凶となっているガソリン自動車の販売や石油関連プロジェクトの実施を禁止することで、2050年までに国内におけるカーボンニュートラルを実現するとした。
ガソリン自動車の廃止については既に、2019年までにガソリンエンジンなど内燃機関(internal combustion engine (ICE))のみを搭載している車両の生産を終了させることを発表していた。
今回、フランス政府もガソリン車の販売を縮小させていく計画を示したことにより、人類の活動と切り離すことはできなかったガソリン自動車は、誕生から約150年で歴史の幕を下ろす可能性が生じてきたこととなる。