ヤマザキマザック、自動車用ブレーキディスク向け立型旋盤を追加
ヤマザキマザックは25日、立型コンピューター数値制御CNC旋盤「MEGA TURN」シリーズに、自動車用ブレーキディスクの量産に適した「400」を追加し、発売したと発表した。重切削向けの高トルクが特徴の既存シリーズに対し、高速性と小型化に比重を置いた。主軸最高回転数は既存の「500」に比べ33%向上。
400はブレーキディスクの両面を同時加工できるオプションのほか、錆予防のドライカットをオプションに設定。ドライカットで課題となる切り粉排出をしやすくした。
設置面積は500より26%縮小した。同シリーズは切り粉の排出口が一般的な側面ではなく後方に付いており無駄なく機械を横並びに設置できる。今回の小型化も合わせ、よりコンパクトな生産ライン構築が可能となる。