三菱日立ツール 東南アジア、韓国、台湾で拡販
三菱日立ツールは国内の有力代理店・販売店を集め、営業概況や新商品紹介などを発表する「三菱日立ツール報告会」を開いた。
この春に策定した新ブランドを紹介したほか、営業や工場の現況、今年度の方針、新商品などを報告した。
冒頭のあいさつで増田照彦社長は、5月に発表した新ブランド「MOLDINO(モルディノ)」について、「英語で金型を表す『MOLD&DIE』、その分野でお客様の一歩先行く加工イノベーションを興すという決意を込めた」と説明した。
更に、「金型に関することであれば、その前後左右、周辺機器、装置、ソフトからその仕事の流し方まで幅広く貢献するために、日々考え実践していく」と今後の方向性を示した。
また、この春から営業体制を一新。2016年度の売上が、リーマン・ショック前を超えたと発表した。とくに欧州・中国など海外が好調だった。「今後は東南アジア、韓国、台湾などを伸ばしていきたい」と話した。国内については、製造本部概況報告では、今年度の設備投資について、野洲工場では加工設備など20台、成田工場では24台の投資を予定していることを発表した。