イスカルジャパンは6月9日、神戸市の同社テクニカルセンターで「ユーザーテクニカルセミナー」を開催。技術者ら約100人が参加し、イスカルの工具を使った最新加工事例を紹介した。
自動車メーカーなど7社がイスカル製の工具を使った事例を発表。工具を置き換える事で騒音を減らしたケースや、刃先交換工具をうまく活用するする事で段どり時間を大幅に削減した事例などを発表した。
セミナー後には、小型旋盤を使った加工や、高圧クーラント切削、旋削、ミーリングなどの実加工が行われ、参加者は実際に工具の効果を実感した。
セミナーについて小宮社長は「生産改善の参考と共に、情報交換の場にして頂きたい」と話した。