2月の新車販売台数、2.2%減の47万3878台 新車投入効果薄れる
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)がまとめた2月の新車販売台数は、前年同月比2.2%減の47万3878台で5カ月連続の減少となった。軽自動車が堅調に推移した一方、新車投入効果が薄れたことによる登録車の減少が響いた。
登録車は同4.9%減の29万6665台で、5カ月連続の減少となった。車種別では、乗用車が同5.1%減の25万9780台で2カ月連続の減少で、トヨタ自動車とSUBARU(スバル)が2ケタ減となった。貨物車は同2.7%減の3万5775台、バスは同21.3%減の1110台でともに6カ月連続の減少。自販連では、登録車全体の主な減少要因として「16年11月から17年1月に新型車投入が多かったため」とした。
軽自動車は同2.6%増の17万7213台と、2カ月連続で前年実績を上回った。車種別では乗用車が同1.8%増の14万226台で、2カ月連続の増加。トヨタ、マツダ、三菱自動車が2ケタ増となった。貨物車は同5.9%増の3万5187台で、4カ月連続の増加となった。