三菱マテリアル、「中部テクニカルセンター」稼働
三菱マテリアル加工事業カンパニーは、切削加工ユーザーの技術サポートを目的とした「中部テクニカルセンター」が稼働開始した。
「中部テクニカルセンター」は、高精度マシニングセンター、複合加工機、自動盤など、仕様の異なる最新加工設備を14台導入。また、航空宇宙産業や自動車産業をはじめとしたさまざまな産業分野で活用が拡大している炭素繊維強化プラスチック(CFRP)など複合材料専用の加工設備も導入し、より高度化、専門化するユーザーの要望に対応。
三菱マテリアルは国内外でテクニカルセンターを展開し、今回の中部テクニカルセンター新設に伴い、加工技術センターのソリューション提供部門を東日本テクニカルセンターとするほか、切削理論の基礎から応用など、幅広い分野での技術の伝承を目的とした「切削アカデミー」を中部テクニカルセンターでも実施する予定。