ヤマザキマザック、自動車・航空機向け複合加工機 多様な需要対応
ヤマザキマザックは4日、複合加工機の主力シリーズの最上位機種と位置付ける「INTEGREX(インテグレックス)i-500」を18日に発売すると発表した。最大加工径をiシリーズの従来機種より42ミリメートル長い700ミリメートルにしたほか、装備する旋削主軸とミル主軸の種類の組み合わせを、従来機種の4倍に拡充し、より多様な加工に対応する。
iシリーズは同社の複合加工機で販売台数が最多となる主力。顧客が導入時に決める旋削主軸とミル主軸の種類を従来機種の2種類ずつから4種類ずつに増やした。自動車や航空機分野の多様な加工需要に対応する。専門機で行うような加工も複合加工機でできると提案する。
また、最大加工径を拡大したほか、ミル主軸を小型化し、より広い加工スペースも確保。
ミル主軸は新開発のビルトインモーターを搭載し、高出力、高トルクを実現した。