オークマの2019年3月期連結業績予想は、営業利益が前期比17.8%増の265億円になるなど増収増益を見込む。北米、中国、国内で工作機械の好調な需要が続くとみるほか、工場の生産改革推進によるコスト削減効果も見込む。
花木義麿社長は「世界各地で設備投資が拡大しており、18年度は総じて好調が続く」との見通しを示した。特に中国の自動化需要について「緒に就いたばかりで冷え込む心配はない」(花木社長)と見込む。生産コスト削減は、本社工場の新棟を中心に取り組んでおり、「まだまだ効率化できる」(同)と意欲を見せた。
18年3月期連結決算は、北米、中国、国内いずれも好調で、増収増益だった。