2月の中部工作機械受注、27%減の352億円 国内外とも不振
中部経済産業局がまとめた管内工作機械メーカー主要8社の2月の受注総額は、前年同月比27・0%減の352億4200万円で4カ月連続で前年を下回った。ただし2017年2月比では9・8%増で、依然高水準。一部部品の品薄が続き、受注残高は同7・7%増の2421億8500万円と膨らんだ。
国内受注は同25・0%減の119億900万円。3カ月連続で前年を下回った。受注先の業種別では、一般機械向けが同16・5%減の68億5900万円、自動車向けが同22・2%減の31億6400万円など、もともと受注額が少ない精密機械向けを除き、ほぼ全業種で2ケタ減となった。
海外受注は同28・1%減の233億3300万円。中でも中国向けが同49・7%減の36億1700万円、インド向けが同47・7%減の19億5700万円といずれも半減。米国向けも同19・9%減の72億7900万円と振るわなかった。