ビックツールは、本社工場でドリルの生産を増強する。約3億2000万円を投じて生産設備を導入し、新たに10人を雇用する。
25日に鳥取県庁で工場増設の協定書に調印し、新規設備の導入により、現在外注している工程を社内で一貫して手がけられるようにする。
加えて医療用ドリルの生産設備も導入し、医療分野向けの研究開発を加速する。
同社の「月光ドリル=写真」は独自の刃先形状で耐久性や切れ味に優れる。
これまで電動工具に装着するタイプをメーンとしてきたが、工作機械に組み合わせる産業用や医療用など、新しい用途開発を急いでいる。