タンガロイ、ボールエンドミル 3次元荒加工の信頼性向上
タンガロイは、刃先交換式ボールエンドミル「ボール・ラフ・ノーズ」を発売した。加工時のインサート(刃先交換チップ)の浮き上がりを抑え、工具寿命を安定化するクランプ機構と、刃先位置の動きを防止するインサート回転防止機構を採用、3次元荒加工や突き加工時の信頼性を向上した。価格はカッターボディーの主な型番である「HBRM16M08」が3万2292円(消費税込み)、インサートの主な型番である「ZRBM160―MM APH730」が2743円(同)。
インサートは両面2コーナー仕様で、各面に中心刃、外周刃を採用した。外周刃用、中心刃用と2種類のインサートを用意する必要がないため、工具管理の負担を低減した。インサート材種は「APH730」を適用、合金鋼からステンレス鋼まで幅広く対応する。