ツイートする 切削工具値上げ 原材料高騰続く 三菱マテリアルは超硬製品、合金素材などを値上げした。切削工具ではインサートやドリル、エンドミルなどの超硬製品で従来比10%、ドリルやエンドミルなどのハイス製品で同10―25%、ホルダや特殊工具などで同10―15%、合金素材で同20%引き上げた。 工具の主な原材料であるタングステン、コバルトなどが国際的に高騰が続いている。同社はこれまで、業務の効率化などコスト削減に努めてきたが、製品の安定供給やサービスの維持・向上を図るため、価格改定を実施することを決めた。