タンガロイ、平面加工用カッター 干渉物への接近性向上
タンガロイは、障害物の近傍まで平面加工ができる平面加工用カッター「ドゥー・クアッド・ミル」を発売した。カッタボディー計20型番とインサート計8型番で、価格はカッタボディーの主な型番「THSN12M050B22.0R04」が5万9724円(消費税込み)、インサートの主な型番「SNMU120620EN―MMT1215」が1750円(同)。
一般的な平面加工用カッターでは、45度の切込角のため、加工対象物(ワーク)の形状によっては、立壁やクランプ治具といった障害物に干渉する場合があった。新製品は準直角の切込角を採用し、干渉物への接近性を高めた。
インサートは8コーナーが利用できるため経済的で、切り粉がコンパクトになる形状を採用し、かみ込みなどのトラブルを抑制。切削抵抗を低くし、低剛性のワークや、低クランプ剛性のワークの加工などにも向く。