昨年度の新車販売、トヨタ「ヤリス」首位 登録車4年ぶり
本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した2020年度の車名別新車販売は、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が首位だった。16年度のトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」以来、登録車が4年ぶりに軽自動車から年間首位を奪還した。トヨタ車の首位も4年ぶり。3年連続トップだったホンダの軽自動車「N―BOX」は2位となった。
全体首位のヤリスは前年度比12・2倍の20万2652台。登録車の年度20万台超えは16年度のプリウス以来。ヤリスは20年2月発売で、好調な販売を維持した。
前年度は上位5車種のうち軽が全て占めたが、20年度は登録車でヤリスのほか、19年11月発売のトヨタ「ライズ」が5位に食い込んだ。2―4位の軽自動車勢は軒並み前年度比マイナスだった。
3月単月ではヤリスが7カ月連続で首位となり、2位はN―BOX。同車種は軽で16カ月連続で首位だった。