4―9月の新車販売、「N―BOX」3年連続首位
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)がまとめた2019年4―9月期の車名別新車販売によると、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年同期比16・2%増の13万6047台で、4―9月期として3年連続の首位となった。トップ5のうち4車種が軽だった。登録車ではハイブリッド車(HV)を設定した車種が上位を占めた。
N―BOXが唯一10万台を超えた。室内空間の広さや、自動ブレーキなど豊富な安全性能が人気の理由だ。2位となったダイハツ工業の「タント」は7月の全面改良が奏功し、販売を伸ばした。
登録車ではトヨタ自動車のHV「プリウス」が1位になった。2位にはエンジンで発電してモーターで走る独自技術「eパワー」を搭載した日産自動車の小型車「ノート」が入った。燃費意識が高い消費傾向が続いているとみられる。
9月単月も1位から4位を軽が占めた。N―BOXが25カ月連続の首位を維持した。