焼入れ鋼の仕上げ加工 日進工具
日進工具は、焼入れ鋼の仕上げ加工に特化した4枚刃の小径CBNラジアスエンドミルシリーズを発売した。
新形状の採用で仕上げ精度の向上に加え、多刃化することで加工効率の改善につながる。
発売したのは「CBNスーパーハイプレシジョンラジアスエンドミルSHPR400」。
切削抵抗を軽減し、仕上げ精度の向上につながる新たな刃形状を採用。ワーク側にかかるZ方向への力を抑えるなど、長時間の仕上げ加工でも高い面精度が得られる。HRC60の焼入れ鋼の14㎜角のポケット加工で、30個以上加工しても1μm程度の面粗さを確保できたという。
同社の高い研削技術を活かし、これまで難しいとされてきたφ0.1㎜での4枚刃を実現。多刃化することで、加工効率の改善につながる。サイズは極小径のφ0.1㎜からφ3㎜まで全 109サイズをそろえた。
ニュースソース:日本産機新聞(https://nihonsanki-shimbun.com/)