ミツトヨ、41億円投じ高知拠点を移転・拡張 生産能力1.8倍
ミツトヨは、マイクロメーターヘッドを生産する完全子会社の高知ミツトヨを高知県香南市に移転・拡張すると発表。総投資額は約41億円。2021年7月頃に着工し、22年10月に操業する計画。工場の移転・拡張により、生産能力は現在比約1・8倍に向上する。
新工場の建設決定にあたり、高知県と「川谷刈谷工場用地土地譲渡契約」を締結。高知県企業立地促進事業費補助金の7億3138万円を活用する。新工場の敷地面積は3万3833平方メートル、延べ床面積は現在比2・6倍の6800平方メートルとなる。高知龍馬空港に近く、利便性も高まる。
高知ミツトヨは、1977年に大野見精密として三豊製作所(現ミツトヨ)が設立した。従業員数は84人で、移転に伴って23人増員する。