ツイートする タンガロイ、厚膜で耐摩耗性向上 タンガロイは、鋳鉄旋削加工用インサート(刃先交換チップ)の化学気相成長(CVD)コーティング材種で、耐摩耗性を強化した「T505=写真」を15日に発売する。従来材種の5割増となる厚さ20マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以上の被膜を採用。超硬母材の熱伝導率も同6割増と高め、高速加工時の切削熱を拡散しやすくしたことで摩耗進行を抑える。消費税抜きの価格は、代表型番の「CNMG120408 T505」が940円。初年度に2000万円の販売を目指す。