ツイートする タンガロイ、新セラミックス材種 タンガロイは、焼き入れ鋼旋削加工用のセラミックス「LX10」材種を発売した。 酸化アルミニウムに炭窒化チタンを添加し、曲げ強度を高めた。計65品あり、消費税込みの価格は代表型番「CNGA120408 LX10」が1034円。初年度に2億円の販売を目指す。セラミックスは立方晶窒化ホウ素(CBN)に比べて安価で、超硬合金よりも硬度が高く耐摩耗性に優れる。靭(じん)性が低く、主に連続加工で使用するのが一般的だが、「LX10」は微粒の結晶を高密度に焼結することで耐欠損性も高めた。