工作機械、上期4割減の4100億円
日本工作機械工業会が発表した1―6月の工作機械受注額(速報値)は、前年同期比39・9%減の4100億6400万円だった。1―6月では2年連続の減少で、リーマン・ショック後の2009年に次ぐ低水準。米中貿易摩擦などの影響に新型コロナウイルスの感染拡大が重なり、需要減退に拍車がかかった。内需は同40・5%減の1585億3900万円、外需は同39・5%減の2515億2500万円で、ともに1―6月では2年連続の減少。
6月単月の受注実績は前年同月比32・0%減の672億3400万円。21カ月連続の前年割れとなったが、3カ月ぶりに600億円を超えた。内需は同38・0%減の233億6900万円、外需は同28・4%減の438億6500万円だった。