ファースト技研、タレット搭載立型加工機 長尺ストローク追加
ファースト技研は、工具を搭載するタレットを備えた立型の「ターレットセンター」で、加工可能な寸法を広げたロングストロークタイプを発売した。エンジンや変速機の部品などの加工ラインへの組み込み用途を想定。価格はオープンだが、消費税抜きで600万円弱を見込む。年間10台の販売を目指す。
主軸30番、加工対象物(ワーク)を載せたテーブルが動くテーブルフィード式の普及機種。タレットは工具を4本搭載するタイプと6本搭載するタイプから選べる。加工可能なストロークはX軸が600ミリメートル、Y軸が400ミリメートル。従来のタレット機よりもX軸は2倍、Y軸は1・6倍強に伸ばしており、より大型のワークの加工に対応した。