スギノマシン、省エネ高圧水洗浄機を発売 バリ・切りくず除去
スギノマシンは、高圧水部品洗浄機「JCC」シリーズの新製品2機種を発売した。最高50メガパスカルの高圧水でバリや切りくずを除去する「JCC104WIDE」と、機内の洗浄槽に水をためて洗浄対象物(ワーク)を浸し、水中で高圧水を噴射してワークの内部まで洗浄する「JCC403U―JET」で、高圧水発生ポンプの動力を最適化し、従来より消費電力を50%以上削減可能。駆動部の性能向上でサイクルタイムを約30%短縮できる。
消費税抜きの価格は104が2500万円から、403は3000万円から。それぞれ年間100台の販売を目指す。
清浄度やバリ取りの要求品質に合わせて洗浄条件を最適化し、使用エネルギーを最小限にする省エネパッケージ「JCC―eSmart」を標準搭載。ストロークの拡大により従来より大きなワークの6面洗浄が可能になった。異なるワークを同時に洗浄・乾燥でき、多品種混流生産にも対応する。