スギノマシン、ドリリング・タッピングユニットのラインアップ拡充 切りくず排出性向上
スギノマシンは、小型・汎用ドリリング・タッピングユニット「セルフィーダ デュオ」に「クーラントスルー仕様」を追加し、発売した。オイルホール付ドリルやタップに対応。深穴加工やタップ加工において、切りくず排出性を良くするとともに、刃先の冷却と潤滑をしながら加工することで高効率な加工を実現。刃具の折損や摩耗も防ぎ生産性が向上した。
クーラント圧は1・0メガ―5・0メガパスカルで、最高回転速度は毎分7000回転。最大穴開け能力は、アルミニウムが直径16ミリメートル、鋼が同11ミリメートル。最大ネジ立て能力はアルミでM14、鋼でM10まで対応する。セルフィーダ デュオはモーター、スピンドルの交換で加工能力が変えられ、加工プログラムの変更で加工条件や加工サイクルの変更ができるなど汎用性が高い。