小物バリ取りスムーズ オーセンテック、新型機の販売好調
オーセンテックのバリ取り機「AuDeBu Mini(オーデブ ミニ)」が好調だ。1月にリニューアルし、累計販売台数は25台。2022年中に50台達成を目指している。
同機は小物の加工対象物(ワーク)に特化したR面取り加工の仕上げマシン。独自の吸着機構を採用し、硬貨・切手サイズの小物ワークの安全・安心なR面取り加工を可能にした。ユーザーから「小物ワークのバリ取りは手作業でやるしかない。機械化してほしい」との要望を受け製品化した。
ターンテーブル方式の採用でワークの搬入・搬出を1人で容易に行え、背面を壁に近接させることが可能。設置場所の自由度が高く、省スペース化に寄与する。他作業との「掛け持ち」も可能で作業工程を効率化できる。
価格は900万円(消費税抜き)から。高田社長は「今後もユーザーの声を反映した機械を開発し現場の負担を軽減したい」と意欲を示す。