今年度の機械工業生産額、5%増で2年ぶりプラスへ−日機連
日本機械工業連合会は一般機械や電気機械、輸送機械など8分野の国内生産額動向をまとめた「2017年度機械工業生産額見通し調査」を公表した。
17年度の合計生産額は、人手不足に伴う省力化・自動化ニーズ、20年の東京五輪に向けた社会インフラ投資などに支えられ、前年度比5.5%増の74兆5939億円を予想。2年ぶりのプラス成長となる見通しだ。
業種別見通しは、一般機械が同7.8%増の14兆9995億円となる見込み。産業用ロボットが中国向けで回復するほか国内市場も堅調に推移し、同20.8%増の8500億円となる見通し。金属工作機械も国内外で自動化・省力化に向けた生産体制の構築などを受け、同27.5%増の1兆2600億円を予想。